M3 iPad Airを長く使うと決めた。ドコモ「カエドキ」の残債約9万円を一括精算して、新品M4 Cellularと比べてみた

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※2026年10月20日時点の情報です。価格や条件は変わることがあるので、最終的には公式サイトや店頭でご確認ください。

はじめに

先日、いつでもカエドキプログラムで購入していたM3 iPad Air(Cellularモデル)の分割支払金をドコモショップで一括精算してきました。購入から1年6か月、精算金は約90,000円でした。

カエドキは本来、23か月目までに端末を返却して次の機種に乗り換える使い方が前提のプログラムです。でも今回は返却せず、このiPad Airを長く使うと決めました。

ただ、9万円を払うにあたり「新品のiPad Air Cellularモデルを買い直すと高くつくのでは?」という点が気になりました。そこで、新品との価格を比べつつ、精算金の中身と支払い方法までまとめました。

結論:買い直しより、使い続けるほうが約8.8万円安い

先に結論です。

  • 新品のM4 iPad Air(11インチ・128GB・Wi-fi+Cellular)は、Apple公式で154,800円。(2026年6月25日の値上げ前は124,800円でした)
  • M3を使い続けるなら、約9万円の精算で端末代の支払いは終わり。以降の追加出費は0円です
  • いくらきれいに使っていてもM3を売った場合、約70,000円程度。新品に買い替えると、差額で約8万円の追加が必要(M3の売却額は目安です)
  • ただし、ドコモのカエドキでM4を「借りる」形にすれば実質負担はかなり小さくなります。ここは後半で正直に比較します

精算金約9万円の中身を分解する

カエドキは「残価設定型24回払い」です。1〜23回目は「総額−残価」を分割で払い、24回目に残価を払う仕組みになっています。

11インチ・128GBモデルを例にすると、ドコモオンラインショップでの購入時の価格は135,850円で、24回目の残価は76,560円。つまり1〜23回目の分割金は合計59,290円で、月々約2,578円です。

18回払い終えた時点の残りは、こうなります。

  • 残り5回分の分割金:約12,900円
  • 24回目の残価:76,560円
  • 合計:約89,400円

これが私の「約9万円」とちょうど一致します。モデルや容量が違うと金額は変わるので、ご自身の精算額は店頭で確認してください。

なお、精算金は「余計に払う金額」ではありません。すでに払った約46,400円と精算金を足すと、購入時の総額135,850円になります。

新品のiPad Air Wi-fi+Cellularを買い直すといくら?

比較のため、現行のM4 iPad Air(11インチ・128GB・Cellular)の価格を調べました。

購入ルート価格(税込)メモ
Apple公式154,800円6月25日の値上げ後。旧価格は124,800円
ドコモ176,000円カエドキ対象
価格.com最安(SIMフリー)149,800円〜時期で変動
参考:Wi-Fiモデル(Apple公式)129,800円セルラー不要なら25,000円安い

256GBなら171,800円、13インチなら194,800円からと、容量やサイズを上げるほど高くなります。今回の値上げは、メモリー供給の逼迫が背景とされています。

新品以外の選択肢も一応チェック

「Cellularモデルが欲しい」だけなら、新品の定価で買う以外の道もあります。

  • 中古のM4 Cellular:価格.comの中古最安は139,480円(128GB)。新品との差は1万円台で、保証や状態を考えると、私はあまり魅力を感じませんでした
  • Wi-Fiモデル+スマホのテザリング:Wi-Fiモデルなら129,800円。ただ、M3の精算金と比べれば、これも高い買い物です
  • 整備済製品:Appleの整備済製品は新品価格の値上げに連動して値上がりしています。M3のWi-Fiモデルは7月時点で15%オフの在庫が復活していましたが、セルラー版を狙い撃ちするのは難しい印象です

どのルートでも、「いま手元にあるWi-fi+CellularのM3を使い続ける」より安くなるケースは見当たりませんでした。

M3を使い続ける場合と、買い替えた場合を比較

M3を手放す場合の売却額は、買取店で約70,000円で売れる前提にして、3つのパターンを比べます。

パターンこれから必要なお金2年後の手元
①M3を精算して使い続ける0円(精算済み)M3が残る
②M3を売って、新品M4をApple公式で一括購入約85,000円(154,800円−約70,000円)M4が残る
③M3を売って、M4をドコモのカエドキで購入実質約2,000円(68,640円−約66,500円)返却すると何も残らない

③は数字だけ見ると魅力的です。23か月目に返却すれば、M4の実質負担額は68,640円で済みます。ただし次の点に注意が必要です。

  • 返却が前提なので、2年後にはまたiPadが手元からなくなります
  • 返さず持ち続けるなら、残価76,560円を払うことになり、総額は145,200円(売却分を引いて約78,600円)
  • 売却額は予想価格で、状態や相場で上下します

「数年単位で持ち続ける」前提なら、①の0円と②の約85,000円では差がはっきりしています。「2年ごとに新しいiPadを使いたい」なら、③の考え方もありです。私は前者だったので、精算して使い続ける選択にしました。

M4に替える価値はある?

M3からM4への進化は、チップがM3からM4になり、メモリーが8GBから12GBに増えたあたりが主な違いです。ブラウジング、動画、書き物といった日常用途なら、M3で困る場面は少ないはずです。重いマルチタスクや今後のAI機能を重視するなら、M4の余裕は魅力ですが、約8.5万円を払ってまで急いで替える必然性は、私の使い方ではありませんでした。現在の状況からあと2年は使えると考えていて、今後発売される新モデルの状況を見ながら決めることができますので、自分でタイミングを見ることができると考えました。

分割精算金の支払い方法と手順

ここからは、実際に精算する流れです。

精算の手順

  1. 本人確認書類(運転免許証など)を用意する
  2. ドコモショップに行き、「iPadの分割支払金を一括精算したい」と伝える
  3. 精算額を確認する
  4. その場で支払う

一括精算の受付は、ドコモショップ/d gardenの店頭のみです。My docomoやカスタマーセンターでは申し込めないとされています。

支払い手段

  • 現金
  • クレジットカード

精算は店頭での支払いで、毎月の携帯料金への合算はできません。使える支払い手段や、カードの種類・上限は店舗で異なる場合があるので、事前に確認すると安心です。数万円の決済になるので、カード払いなら利用枠にも注意してください。

精算前に知っておきたい注意点

  • カエドキの返却特典が使えなくなる:公式ページに、残額を一括支払いなどで精算した場合はプログラムを利用できないと明記されています。「やっぱり返却して残価を免除してもらう」ことはできません
  • 金額は月ごとに変わる:分割金を払うたびに残額は減るので、精算額は時期によって変動します
  • 精算後は端末が完全に自分のものに:分割契約が終了するので、以降は端末代の請求は発生しません
  • 精算の記録を残す:精算完了の控えは保管しておきましょう

店頭に行く前のチェックリスト

  • 支払い手段(現金、またはクレジットカード)を決めている。カードなら利用可能枠に9万円ぶんの余裕があるか確認する
  • 対象の端末が、カエドキで購入したiPadで間違いないか。同時期に別端末を分割購入していると、精算額が混ざりやすいので注意する
  • 来店予約ができる店舗なら、予約しておく。待ち時間が読めず、精算は意外と時間がかかることがあります
  • Mydocomoなどでおおよその精算額を確認しておく。

精算以外の選択肢も整理

カエドキで購入したiPadの支払い方法は、実は精算だけではありません。

  1. 毎月払い続ける:1〜23回目を払い、24回目に残価を一括で払う
  2. 23か月目までに返却する:24回目の残価の支払いが不要になる。22か月目までなら、翌月以降の分割金を減額する「早期利用特典」もある
  3. 返却しないまま24か月目以降へ:残価をさらに24分割して払う。支払い期間は49か月(47回)に延び、11インチ・128GBの例では月3,190円×24回
  4. 24〜46か月目に返却する:以降の再分割払いが不要になる
  5. 一括精算する(今回):まとめて払って、端末を自分のものにする

精算しても総額が安くなるわけではありません。メリットは「返却の期限や査定を気にせず、完全に自分の端末として使える」ことです。逆に「返却の選択肢を残したい」人は、精算を急がないほうがいいかもしれません。

精算するタイミングはいつがいい?

精算額は、分割金を払うたびに少しずつ減っていきます。ただし、減るのは「すでに払った分」だけで、総額(購入時の価格)は変わりません。そのため、早く精算しても遅く精算しても、トータルで払う金額は同じです。

私が精算に踏み切った理由は、シンプルで今のiPad Airを長く使うことを決めたから。

逆に、手元の資金に余裕がないなら、無理に精算せず、毎月払いのまま24回目の残価を迎えるか、再分割に回す手もあります。「いつまでに払い切るか」は、家計のキャッシュフローに合わせて決めて問題ありません。

まとめ

  • 精算金の約9万円は、残り5回分の分割金+残価の合計。支払い済みの分と足せば購入時の総額です
  • 新品M4 Wi-fi+Cellularは、Apple公式で154,800円。6月の値上げで3万円上がりました
  • M3を売って買い替えると約8.5万円の追加。長く持つなら、使い続けるほうが得です
  • 精算は店頭のみで、現金かクレジットカード。精算するとカエドキの返却特典は使えなくなります

「2年ごとに最新機種」か「長く使い倒す」かで、正解は変わります。私は後者を選びました。同じ悩みの人の参考になれば幸いです。

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