2018年にへーベルハウスへ入居してから、気づけば約8年が経ちました。
「へーベルハウスは長期保証がしっかりしている」とよく言われますが、実際に住んでみて、どんな修理がいつ・どんな形であったのか、費用はいくらかかったのか、リアルなところを知りたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、入居から8年間に実際に起きた不具合・修理の内容と、かかった費用について包み隠さず公開します。これからへーベルハウスを検討している方や、すでにお住まいの方の参考になれば嬉しいです。
入居直前:引き渡し前の立会検査で見つかった不具合
引き渡し前に行われる立会検査の段階で、すでにいくつか気になる箇所が見つかりました。
- 壁紙(クロス)の汚れ:3箇所
新築とはいえ、施工中にどうしても汚れや小さな傷がついてしまうことはあるようです。立会検査でしっかりチェックして指摘したところ、引き渡し前にすべて無償で修復してもらえました。
ここで実感したのは、立会検査は本当に念入りにチェックしておくべきということです。住み始めてから気づいても対応してもらえないケースもあると聞くので、入居前のこのタイミングでどれだけ細かく見られるかが重要だと思います。
入居から2年間:無償修理になった3つの不具合
入居後、最初の2年間で次の3つの不具合が発生しました。いずれも無償で対応してもらえています。
① 玄関ドアの交換(初期不良の傷)
光の加減によって玄関ドアに大きな傷があることに気づきました。これは施工時からあった初期不良と判断され、ドアそのものを丸ごと交換してもらうことになりました。玄関は家の顔とも言える部分なので、傷があるまま生活するのは精神的にもストレスでしたが、無償で新品に交換してもらえて一安心でした。
② 靴の収納ケースの蝶番が外れた
シューズクロークの収納ケースの蝶番(ちょうつがい)が外れてしまうトラブルがありました。日常的に開け閉めする部分なので、経年というよりは部品の強度や初期の取り付け不良が原因だったのかもしれません。これも無償修理で対応してもらえました。
③ 窓の電動シャッターの異音
住んでしばらくしてから窓の電動シャッターを開閉する際に異音がするようになりました。電動部分は機械なので多少のトラブルは仕方ない部分かもしれませんが、こちらも保証の範囲内で無償修理してもらいました。
この3つに共通しているのは、いずれも「初期不良」や「施工初期の不具合」に近い内容だったということです。 新築から2年というのは、こうした不具合が顕在化しやすい時期なのかもしれません。
リコール対応:窓の樹脂部品の交換
8年間で1件だけ、メーカー側からのリコール対応がありました。
内容は窓の樹脂部品の交換です。経年劣化というよりは、部材自体に何らかの問題があったための交換だったようです。リコールなので当然費用は発生せず、メーカー側から連絡があり対応してもらう流れでした。
このように、自分から気づいて連絡する不具合だけでなく、メーカー側から能動的に知らせてくれるリコール対応があるというのは、長期保証を掲げるハウスメーカーならではの安心感だと感じました。
それ以降(3年目〜8年目):有償修理はいまのところゼロ
正直なところを言うと、3年目から現在の8年目まで、有償でのメンテナンス・修理は一切ありませんでした。
「へーベルハウスはメンテナンス費用が高い」というイメージを持たれがちですが、これはあくまで**長期的な集中メンテナンス(多くの場合30年目)**に関する話であり、日常生活の中で頻繁に有償修理が発生するわけではないというのが、8年住んでみた実感です。
逆に言えば、最初の2年間の無償修理期間以降は、これといった不具合が起きていないとも言えます。建物自体の品質はしっかりしているのかな、という印象です。
定期点検は今のところすべて無償
入居以来、定期的な点検を受けていますが、点検費用はこれまですべて無償です。
へーベルハウスでは長期にわたって無償の点検制度が用意されており、引き渡し後30年経過時点で実施される点検を受け、メーカーが必要と判断したメンテナンス工事(有償)を完了すると、さらに10年間保証が延長される仕組みになっています。
つまり、今のところ「点検=無償」「不具合があれば都度対応」というシンプルな状態が続いているわけですが、将来的には大きな分岐点が訪れることも知っておく必要があります。
この先気になる「30年目の集中メンテナンス」
ネットでへーベルハウスのメンテナンスについて調べていると、必ずと言っていいほど話題になるのが「30年目の集中メンテナンス」です。
複数のブログ記事を見る限り、30年目には大規模なメンテナンスが必要になり、その費用感としては約400万円程度が一つの目安として語られています。また、外壁塗装だけでも30坪住宅でおよそ95万円〜226万円が相場という情報もあります。
我が家はまだ8年目なので、30年目まではまだまだ先の話ですが、「今は無償修理ばかりで助かっている」という状態に甘えすぎず、将来的な大規模メンテナンス費用は計画的に積み立てておく必要があると改めて感じました。
8年間のメンテナンス実態まとめ
ここまでの内容を時系列で整理すると、以下のようになります。
| 時期 | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 引き渡し前(立会検査) | 壁紙の汚れ修復(3箇所) | 無償 |
| 入居〜2年目 | 玄関ドアの交換(初期不良) | 無償 |
| 入居〜2年目 | 靴収納ケースの蝶番交換 | 無償 |
| 入居〜2年目 | 電動シャッターの異音修理 | 無償 |
| 期間中(リコール) | 窓カギの樹脂部品交換 | 無償 |
| 3年目〜8年目 | 有償修理 | なし |
| 定期点検(継続中) | 各種点検 | 無償 |
こうして並べてみると、8年間で発生した不具合はすべて無償対応という結果になりました。費用面だけ見れば、今のところは非常に良好な状態だと言えます。
まとめ:8年住んでみた正直な感想
へーベルハウスに8年間住んでみて感じたのは、「初期の数年は不具合がいくつか出るものの、メーカー側の保証でしっかりカバーしてもらえる」ということです。玄関ドアの交換のような大掛かりな対応も無償で行ってもらえたのは、正直ありがたかったです。
一方で、30年目の集中メンテナンスという「将来の大きな出費」が控えていることも事実です。今は無償修理ばかりで気を抜きがちですが、長期的な視点でメンテナンス費用を見積もり、計画的に備えておくことが大切だと改めて感じました。
今後も住み続ける中で新たな不具合や点検結果があれば、続報として記事にまとめていきたいと思います。

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